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妊娠線

妊娠線とは

妊娠線とは妊娠後に急激に腹部が大きくなるために生じる皮下組織や真皮の亀裂です。 成長期に見られる膝などに発生するストレッチマークと同じものと考えて下さい。 腹部だけでなく、脂肪の付きやすい臀部や乳房、太ももなどにも現れます。 妊婦の90%程度に起こると言われていて、生じてしまった妊娠線は完全に消えることはありません。 そのため予防には万全を尽くす必要があります。

予防方法

一番の予防方法は太り過ぎないことです。特に急激な体重増加は禁物。 また太りすぎは妊娠中毒症を招く恐れもあるので、体重管理をしてプラス12kg以下の範囲内に抑えるのが理想的です。
体重管理の方法ですが、安定期に入るまでは運動によるカロリー消費は好ましくないので、食事により摂取カロリーをコントロールします。 食事は高タンパク低脂肪が基本ですが、あまり考え過ぎる必要もないので、魚、野菜、豆、鶏肉、豚肉などをバランスよく摂るように心がけましょう。
とにかく食べ過ぎに注意することが重要ですが、体重が増加したからといって無理な摂取制限は絶対にしないで下さい。

二番目は肌の保湿。
特に妊娠中はホルモンバランスの変化により肌が乾燥しやすい傾向にあります。 十分な潤いを保ち皮膚が伸びやすい状態を維持することが大切です。