名付けガイド

出産を控えたお母さんや子供の誕生を心待ちにしているお父さん
大切な我が子のために素敵な名前をプレゼントしましょう。

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名前は一生のパートナー

名前は個人を区別するものであり、その人の分身であるとも言えます。郵便物の宛名、テストの答案用紙、銀行口座、役所への届出、病院の待合室での呼び出しなど、 上げればきりがありません。恐らく一生の内で一番多く書く文字が名前であり、一番多く耳にする のも名前でしょう。 嫌でも一生付き合って行かなければならない名前ですから、愛情を込めた素敵な名前を付けてあげましょう。

流行りの名前

名前にもその時代を反映した流行り廃りがあります。ブームに乗った流行りの名前を付けたい気持ちも理解できますが、 雑踏で名前を呼んだときに一斉に何人もの人が振る返るのも困りものです。また逆に、あまりに奇抜な名前を付けてしまうと、 今度は好奇の目で多くの人が振り向くことになってしまいます。もちろんそれらを好んで名前を付けても問題はありませんが、 付けられた本人が気に入るかは微妙な所です。もし本人が気に入らなければ、その性格・人生にまで影響を及ぼしかねませんので、 あまり奇抜な名前は避けるべきでしょう。

基本は愛情

色々考えていると、なかなか良い名前が思い浮かばないこともよくあります。そんな時は「こんな人に育って欲しい」、 「こんな人生を歩んで欲しい」など願いを込めたキーワードを探しましょう。そのキーワードを手掛かりに漢字や呼び方を当てはめて行けばきっと素敵な名前が見つかるはずです。両親の愛情が感じられる名前に、子供もきっと気に入ってくれることでしょう。 でも、あまりに欲張り過ぎてしまうと、名前負けしてしまったり重荷になることもありますので程々に。

名前に使える漢字

漢字には名前に使える漢字と使えない漢字があります。 戸籍法にそれは定められていて、

「子の名には、常用平易な文字を用いなければならない。」

とあり、また「常用平易な文字」とは、戸籍法施行規則により

「常用漢字表に掲げる漢字」
「人名用漢字別表に掲げられた漢字」
「カタカナまたはひらがな(変体仮名を除く)」

となっています。つまり名前に使える漢字は常用漢字2136字と人名用漢字862字です。また、旧字体の使用が許容されているものもありますが、間違え易かったり、 パソコンなどで表示できない場合もありますので、できるだけ新字体を使用することをお勧めします。

名前の読み方

名前の読み方については一切の制限がありません。例えば「桃太郎」と書いて 「キンタロウ」と読むことも可能ですが、あまりに字体からかけ離れた読み方は避けるべきでしょう。 また自治体によっては、あまりに読み辛い名前の読み方の場合、出生届の受理を拒否される場合もあります。

名前をチェック

名前の候補が挙がったら以下の確認をしてみましょう。

  • 姓名の文字数バランスは良いか。(例:小金澤凜太郎→3文字姓に3文字名で重い感じがする)
  • 姓と名のイメージに問題はないか。(例:林茂→姓と名前がマッチし過ぎる)
  • 姓と名の区別はつくか。(例:森繁一 → 森 繁一 or 森繁 一)
  • 読み易いか。(例:辻本元治→ツジモトモトハル)
  • 書き易いか。
  • 名前に相応しくない文字はないか。
  • 変なニックネームは付かないか。
  • イニシャルのバランスは。
  • 画数は良いか。

画数に囚われすぎない

愛する我が子のために願いと愛情を込めて考え抜いた名前が、姓名判断で良くない画数だった場合どうしますか。親としては大吉の名前を付けたいと考えるでしょう。 しかし姓名判断がすべてではありません。姓名判断には様々な流派があり、すべての流派で大吉になる名前は多くはありません。また苗字は先祖代々のものなので、 基本的に自分ではどうすることもできません。たとえ苗字の画数が凶であっても大成している方はたくさんいらっしゃいます。考え抜いた名前が凶であっても、 別の流派で吉ならば良しと考える位の気持ちを持つことが大切です。例えすべての姓名判断で凶であっても、両親が愛情を込めて付けた名前が大吉となるのです。

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